中尾クリニック

078-856-0234
脳神経外科(CT随時)
小児科
JR住吉駅徒歩7分

頭痛外来

誰にでもある“頭の痛み”だけど・・・

頭痛は、日常生活で誰でも経験する症状です。
しかし、頭痛のなかには、風邪で頭が痛い,二日酔いで頭が痛いというような自然に治る痛みだけでなく、クモ膜下出血、脳腫瘍や髄膜炎など命にかかわる危険な病気が隠れている頭痛もあります。
急に起こった頭痛や初めて起こった頭痛では、命にかかわる危険な頭痛でないかを診断するため、専門医の診察を受ける必要があります。
また、繰り返し起こる頭痛も、「いつもの頭痛・・・」と我慢しないで、専門医の診断を受ければ、正確な診断と適切な治療がみつかり、つらい頭痛から開放されます。
「頭痛」を感じたら、専門医の診察を受けましょう。

命に関わる頭痛ってなに?

脳腫瘍、くも膜下出血、脳出血、脳炎、髄膜炎など、脳の病気が原因で起こってくる頭痛が、「命にかかわる頭痛(危険な頭痛)」です。
これらの「頭痛」の特徴は、(慢性頭痛診療ガイドラインより)
●突然の頭痛
●今まで経験したことがない頭痛
●いつもと様子の異なる頭痛
●頻度と程度が増していく頭痛
●50歳以降に初発の頭痛
●癌、免疫不全、精神症状などを有する患者さんの頭痛


「突然おこった、激しい頭痛」は「クモ膜下出血」「脳出血」の可能性があり、早期の診断が必要です。

クモ膜下出血のCTスキャン(白い部分がクモ膜下出血

クモ膜下出血の原因の脳動脈瘤。
(内頚動脈撮影;矢印が動脈瘤、左;正面像、右;側面像)

脳出血(白い部分が出血)

脳出血の原因の脳動静脈奇形(矢印が血管の奇形)

脳腫瘍(膠芽腫:悪性の腫瘍);左の白い部分が脳腫瘍

慢性硬膜下血腫(矢印、右側-患者さんでは左側―に多いが左右に血腫がある。)
軽微な頭部外傷から3週間から3ヶ月を経た慢性期に発生することが多い外傷性血腫です。
高齢者では、記名力障害、痴呆症状、性格変化、片麻痺で発症することが多く、若年者では、頭痛、嘔吐などの頭蓋内圧亢進症状で発生発することが多い病気です。

繰り返し起こるつらい頭痛(一次性頭痛)って、治るの?

脳や身体に全く病気がないのに起こる頭痛を、「一次性頭痛」と言います。
一次性頭痛は、繰り返し慢性的に頭痛発作が起こり、日常生活が障害されます。
一次性頭痛の代表は、「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」です。
また、鎮痛薬を慢性的(週2-3回以上で3ヶ月以上)に連用すると、かえって頭痛がおこる「薬物乱用頭痛」もあります。 命にかかわることはありませんが、つらい病気です。よい治療法もありますのでご相談下さい。
詳しい治療法は、「慢性頭痛診療ガイドライン(日本頭痛学会)」を参照にして下さい。

慢性頭痛の種類と特徴

慢性頭痛(一次性頭痛)
片頭痛(へんずつう) 緊張型頭痛(きんちょうがたずつう) 群発頭痛(ぐんぱつずつう)
月に数回繰り返し起こり、頭の片側あるいは両側が脈打つようにひどく痛みます。吐き気を伴ったり、光や音に敏感になり、女性に多く見られます。 頭部の筋肉やストレスなどにより、頭全体が締め付けられるように痛みます。多くの人が肩や頸のこりを伴い、幅広い年齢層にみられます。 1-2ヶ月間ほぼ毎日続き、痛みは1-2時間持続します。片方の目の奥が激しく痛み、目の充血、涙が出ることがあります。男性に多く見られます。
【対処法】薬で痛みを抑え、患部を冷やし、光や騒音を避けます。片頭痛予防薬や頓挫薬(トリプタン製剤)などが有効です。 【対処法】マッサージ、入浴、体操などで血行をよくして筋のこりを解消します。痛みが強いときは、薬物療法も行います。 【対処法】痛む時期には医療機関を受診し、適切な治療を受けます。群発頭痛の発作期は少量でもアルコールは厳禁です。